【4月26日】ハリウッド、世界を救いたかったオスカー受賞スタジオのパーティシパント閉鎖を悼む【VARIETY, 2024/4/18】
【4月26日】映画業界 海外ニュースまとめHollywood Mourns Participant, the Oscar-Winning Studio that Wanted to Save the World【VARIETY, 2024/4/18】
映画業界 海外ニュースまとめ
2024.04.26
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時代の終わり、ビジネスモデルの終わり、世界の終わり。 オスカー賞を受賞した制作会社パーティシパントの閉鎖を受けて、今週は多くの複雑な感情が巻き起こったが、少なくとも業界は何かに終止符が打たれたことに同意した。
21のオスカーを獲得し、利益よりも社会的影響を少し優先したビジネスモデルを導入した制作会社パーティシパントは、オークションサイト「ebay」の株式公開で億万長者となったジェフ・スコールが創業から20年目に閉鎖を決定したニュースが火曜日に報じられ、業界関係者の多くは動揺した。 中堅の独立した投資家やプロデューサーが市場から去ったというだけではなく、正義と人類の未来について重大な問いを投げかける映画やテレビ番組の存続にとって何を意味するのか。
「パーティシパント・メディアの終了は、ドキュメンタリーに関心がある人にとっては壊滅的なニュースだ」と『RBG 最強の85才』のジュリー・コーエン監督はXに投稿した。パーティシパントは創業初期の2006 年にアル・ゴアの気候変動対策への献身を描いた『不都合な真実』で威信あるドキュメンタリーの時代を先導し、アカデミー賞最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した。